10か月間で沼に落ちる方法
さて。
ずっと書きたかったものを書けて、ものすごくすっきりしたところで。
すっかり順序が逆になってしまいましたが、「そもそもの沼に落ちた経緯」を話させてください。
はじまりは、2018年の夏
いろんな方面からお名前は聞いていて、退団されたことも知っていました。でも、自分ではしっかり観たことがない……というくらいの状態が去年の夏。
きっかけは、完全に偶然でした。
ふんわり舞台の情報を追いかけていて、また、『マイ・フェア・レディ』が再演されると。おおー、ついに神田沙也加ちゃん! と思ったそのニュースで、Wキャストが朝夏まなとさんだということを知ったレベル。
直前に戻っていたチケットをプレイガイドで見つけ、せっかくならどちらも観てみたいなと思い、たまたま望み通り1枚ずつ購入できたのがすべてのスタートでした。
というわけで、この10か月間でいかに朝夏まなと沼に落ちしかを、ざーっと時系列で。
10か月間の沼落ちスケジュール
2018年9月:女優・朝夏まなとさんを知る
- 『マイ・フェア・レディ』を観る。
- 『Brilliant Dreams + NEXT 朝夏まなと篇』を観る。
見出しに反して、早速2行目が現役時代へ片足を突っ込んでいるのですが。笑
『マイ・フェア・レディ』を観たのは、ほとんど千秋楽という時期。これはこれで改めて記事を書きたいのですが、圧倒的・神田沙也加ちゃん信者として挑んだMFLで、がつんと来てしまって。*1
気づいたら、夜な夜なiPhoneで検索するように。
そして、流れで配信サービスでうっかり『ブリドリ+NEXT』を見つけてしまい、2週連続で課金をして観る病に。
2018年10月:やんわりSNSをフォローし始める
MFLの思い出話があるかも、と思ってちょこちょこ観ていたインスタ。完全に日参で検索している状態になったので、諦めてフォローしました。
オフショットとお知らせが充実しているので、公式Twitterのフォローを始めたのもこの頃。
2018年11月:唐突に猛烈にイベントに参加し始める
- 「日経丸の内キャリア塾」のトークイベントに参加。
- 『welina』発売記念イベントに参加。
少し舞台のスケジュールが空いていたおかげで、インターネットの情報で満足していたはずなのに、ここからどうやら様子がおかしくなります。
続々と舞台絡みではないイベントが発表され始め、気づいたら躊躇いなく申し込んでいた……。
『ブリドリ+NEXT』を観てしまったため、役に入っていない素のイベントに参加してみたくなったのです。
それにしても、2週連続(?)とかでイベントに行ってたんですね、この時期。そして、そんなスパンでイベントがあったんですね! すごいな。働くな、まぁ様。
2018年12月:2018年最後の観劇で沼を見つける
- 『オン・ユア・フィート!』を観る。(1回目)
- 『オン・ユア・フィート!』を観る。(2回目/当日券)
さて、再び舞台です。先行画像とポスターのヘアメイクが信じられないほど好みで楽しみにしていたOYF。
1回目は、大人になってからのグロリアのルックスと声があまりに好みで、混乱しているまま終わり。とてもその夢から醒めないまま年は越せなくて、年の瀬に当日券に並びました。
キャンセル待ちで買えた席に座り、幕が開いた瞬間、「わたしは2019年、この人を応援すればいいんだ」とすとんと来たというか。
この時点で既に、2019年の年末の『天使にラブソングを』のスケジュールまで発表されていて、朝夏まなと沼というものを見つけた2018年の終わり。
2019年1月〜2月:ナチュラルにまぁ様と呼び始める
年が変わって、大きなトピックスはないので少し落ち着いていた時期。
ちなみに、『天使にラブソングを』の前に、『Little Women』もあると今更知り、ますます「あー!!! 好きかもしれません!!」となったのは、この頃。
若草物語のジョーは、子どものときに一番好きだったキャラクターなんですけど、ジョーをやるならまぁ様しかいないのでは、というくらいしっくりきて。
好きなキャラクターを似合う方がやってくれるって、実はなかなかないことなので、ものすごく楽しみに。
2019年3月:6月を楽しみに生き始める
- 『MANA-HOLIC』の開催に沸く。
今観ないでいつ観る、というモードに突入。もともと予定が入っていた土曜日以外の公演にすべて申し込むことに。今思えば、既に半分、沼につかってたのでは……。
2019年4月:順調に好きな役が増えていく
- 『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』を観る。
あっという間に来てしまった、再びの観劇ターン。
春はバタバタしていて、結局、1度しか観られなかったのが残念ですが、ジョシュアナ公爵がもともと大好きなタイプのキャラクターなので、順調に「好き!」と。我ながらチョロい。笑
そもそも浦井くんが出るということで気になっていた舞台だったので、二度美味しかったのも楽しかったです。もう数回、本当は観たかった舞台。
2019年5月:宝塚時代の履修を始める
- 『クラシカル・ビジュー』を観る。
- 『BUND/NEON 上海』を観る。
- 『ブリドリ+NEXT』を観る。(n回目)
- 過去の「宝塚GRAPH」を買い始める。
このあたりで、いよいよ様子がおかしくなります。しかも、観る順番がめちゃくちゃだな。そしてわたしはいったい何回ブリドリを観るんだ……。
2019年6月:完全に沼に落ちる
- 『MANA-HOLIC』参戦。
はい、お疲れさまでした! 10か月間のスケジュールをこなして、無事、正式に沼に落ちました。これは、1つ前の記事で長々書いた通りです。最後のひと押しがあまりに強力だった……。
総括:まぁ様にハマった7つの理由(たぶん)
というわけで、今に至ります。笑
7・8月はこの10か月間の反動で、わりとのんびり過ごしていますが、もうすぐ『Little Women』も始まりますし、まったくテンションが下がることなく1年を迎えてしまいそうです。
いやー、自分でもびっくりしました。この5年くらい、まったく新しいものや人にハマれずにいたのに*2、このスピード感でまさか女優さんにハマるとは。
改めて理由を考えてみたのですが、こんな感じでしょうか。
- 最初の出会い(MFL)が、強烈かつ、予定外の恋だったこと。
- 気になり始めた段階で、既に先のスケジュールが年単位で見えていたこと。
- 気になり始めた段階で、頻繁に近くで会えるイベントがあったこと。
- 既に発表されている演目のビジュアルと内容が、好みだったこと。
- この先やる予定の演目が、もともと好きだった原作のものばかりだったこと。
- 疲れないペースでSNSでの発信があること。
- 深みにハマりつつあったときに、単独コンサートが開催されたこと。
たとえば1は、もともと、単純にまぁ様目当てでMFLに行っていたら、また違ったのかもしれないな、と。
私の中で絶対の信頼をおいていた神田イライザと、別ベクトルで同じくらい素敵なイライザを見せてくれて、ぐんっとギアが入ったのは確か。
2も大事ですよね。他にも好きなことはあるので、できれば早めに予定は立てたい。笑 早めのスケジュール出し、ひたすらありがたいです。
そして、今思うと、いちばん幸運だったのは3かもしれない……。
本当は、もう少し前に気になっていれば『MANA-ism』に行けたのかも? という夢を見たりもしたのですが、気になる→じゃあ実際に会いに行ってみましょうという荒業が使えたのは、すごく得難いタイミングだったな、と思います。
書き出してみると、これだけ理由があれば、ハマらない方が無理という感じですね。笑 またしても、ものすごーく長くなってしまったので、残りの理由についても細々書いていこうかなと思います。
というわけで、次の現場は9月の『Little Women』! マナホリの小林香さんが演出をされるということで、それも今からとっても楽しみです。